今日は、出会い系で詐欺にあうパターンについて考えてみる。
出会い系サイトにはさまざまな形態があるが、問題になることが多いのは、ユーザー同士のやり取り全てを、Webサイトが仲介するサービスだ。
サイト利用者は、出会い系サイトからのメールや、利用者向け検索機能などによって、別の利用者を紹介されたり、自ら見つけることになる。連絡を取る場合は、自分のために用意されているWebページ(マイページのようなもの)にメッセージを書き込む仕組み。
そうすると、相手にはサイトから通知メールが送られ、メールに書かれたリンクをクリックすると、専用のWebページに誘導され、書き込んだメッセージが表示される。これを繰り返すことで、希望の相手とメッセージをやり取りする。
ちょっと固い表現だが、これがWeb仲介型の一般的な出会い系の仕組みである。
サイト内でのメール(メッセージ)の送受信や相手のプロフィール閲覧などには、1回ごとに有料のポイントが必要となる。通常どのサイトでも、1ポイントの料金は10円。アクションに必要なポイント数はサイトによって異なる。
ポイントの購入には、銀行振込やクレジットカード決済、電子マネー決済などを利用することになる。ポイントの購入単位は数千円ごとで、300ポイント(=3000円)からとしているサイトが多い傾向がある。
出会い系サイトを初めて利用するユーザーにとっては、どのようなサービスか分からないのに、先にお金を払うのはハードルが高い。そこでほと んどのサイトでは「お試しポイント」を用意している。登録したユーザーは100~300ポイントほど付与され、無料で利用できる。 お試しポイントが無くなった後もサービスを利用したい場合には、もちろんポイントを購入しなくてはならない。
ここで問題となるのが、出会い系サイトに雇われて利用者のフリをする「サクラ」の存在だ。
会う約束をしてもギリギリになってキャンセルされるのが常套手段。そして、サービスをやめようとすると、「信用してください」「今度こそ」などと言って引き留める。
サクラじゃない相手とも、連絡先を交換させないのも典型的。サイトを介して有料のメッセージ交換をさせることがビジネスモデルなので、直接やり取りされると商売になら ない。そこで、交換されるメッセージを逐一チェックして、メールアドレスや電話番号などが含まれる場合には、消去したり、文字化けさせたりする。
何かにつけてポイントを購入させようとするのも、悪質サイトの特徴。例えば、残りのポイントがゼロになると、好条件の相手から「特別メッセージ」が送られてきて、閲覧のためのポイントを購入させようとする。
購入したポイントによって、会員をランク付けするサイトもある。ある一定のランク以上になると、本来は禁止されている連絡先の交換などが可能になるとい う。ただし実際には、いろいろと条件を付けられて、さらなるポイント購入を要求される。結局、いくら購入しても、連絡先を交換することはできない。こうやってドツボに嵌る。
悪質サイトの中には、偽の評判サイトを構築しているところすらある。例えば、第三者のふりをしてランキングサイト等を構築し、自社の出会い系サイトを1位として紹介。競合サイトは悪いサイトとして評判を落とそうとする。こうなると何を信じていいもんやら。
なお、一度払ってしまった料金を取り戻すことはほぼ不可能と考えたほうがよい。何回もメッセージを交換した後に、「サクラなので返金してほしい」といっても無駄。サクラの存在を証明することは極めて困難で、サイト側は当然否定する。
最後に信じられるのは自分と常識。うまい話はないのだ。ネットも現実社会もそれは同じですね。
出会い系の詐欺サイトに関する報告がうまくまとめられているサイト。
悪徳サイト情報
悪徳サイトと優良サイトを見極めることはやはり経験です。
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